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日本国債格下げ 株価や円への影響

S&Pが日本の長期国債を格下げを発表しました。AAからAA-です。
何故日本国債が格下げされたのかまた株価や円高円安への影響はどうなるのか。
  まずS&Pは格下げの理由について
「日本の政府債務比率がさらに悪化するとのS&Pの見方を反映している」と説明。「日本の債務比率は既に格付け先ソブリンの中で最も高いレンジにある」とした上で、「2020年代半ばまで下降に転じないとみている」と指摘した。
更に米国債の格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは米国債の格付けの見通しも下がるのではと予想しています。理由は昨年の中間選挙やブッシュ減税の延長、議会が赤字削減に取り組まない公算がある事としている。
これらの影響から円安が進んできています。
ユーロに対しても円安が進んでいるので予想以上に深刻な問題と私は考えています。
ユーロ相場はスペイン経済で下落方向に進んでおりました。
これらを考えると円の価値がかなり低くなるのではないでしょうか。

ただし、世界経済はかなりのスピードで動いています。
日本国債、例えば日本への投資を重視している投資信託を保有している方はすぐに売るのではなく様子をみましょう。
さらに下落したら買い増する。これが基本です。
日本はまだまだ経済回復する予兆もあります。
政府が莫大な予算をレアアース採掘にとりましたね。
日本国債が格下げされたからと言ってすぐに慌てる事はないのです。
損切りも大事ですが様子見で買い増しも重要なテクニックです。
常に世界情勢を頭に入れて資産運用して行きましょう。

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